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歯に関するご質問

歯を抜くことになりインプラントにするか部分入れ歯にするか悩んでいます。それぞれのメリットとデメリット、治療期間を教えてください。

歯科医師による回答

伊原Drインプラントのメリットは現在歯への負担がない、入れ歯と比較して噛み合わせがしっかりしている点ですかね。デメリットは費用が高額になるのと、治療期間が長くなること。状態にもよりますが、最低でも2~3か月は治療期間が必要になります。部分入れ歯は、現在歯への負担がかかるのと、違和感がどうしてもある点、メインテナンスが面倒。ただ、インプラントと比較すると費用と治療期間は抑えられます。
宮地Dr治療を受ける年齢にもよりますが、やはり入れ歯となると自分自身が老けた感覚になる患者さんも多いですね。
伊原Dr金銭的に可能であれば、機能的にも見た目的にもインプラントをお勧めします。
宮地Dr噛めるパワーもインプラントと部分入れ歯では違ってきますね。入れ歯の場合、自然の歯で噛める力を100%とすると20~30%程しか力が伝わらないと言われています。インプラントは自然の歯と変わらない噛める力が出ます。
島田Drあと、インプラントのメリットは煩わしさからの開放という部分があります。入れ歯は、寝る前に外し、朝起きて装着してというのが毎日続きます。インプラントはその煩わしさがないメリットがあります。ただ、デメリットとは言わないかもしれませんが、インプラントは一度埋入するとご自身の歯と同じように、ずっとそこにあるので、しっかりとインプラントも歯磨きする習慣が必要です。インプラントをしっかり管理する必要は生じます。
宮地Dr期間で言うと、部分入れ歯の治療期間は2か月くらいです。
島田Drインプラントと部分入れ歯を期間で比較すると、部分入れ歯の方が期間は短く済みます。しかし、部分入れ歯は定期的に歯医者で調整して、ご自身に馴染ませる期間も必要です。
伊原Dr部分入れ歯でも入ったらすぐに噛めるかと言えばそうではありませんね。
島田Dr義歯というぐらいですから、義足と同じで、装着すればすぐに全速力で走れるかと言えばそうではありません。
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