ホワイトニングは歯を白くすることができ、使用している薬剤も安全なものです。
しかし副作用として“歯がしみる’、知覚過敏が生じることがあります。
今回は、知覚過敏の症状が出たときの対処法や、ホワイトニング中の注意点、またリタッチの目安期間について解説していきます。
どうしてホワイトニングをすると歯がしみるのでしょうか?
ホワイトニングは「過酸化尿素」や「過酸化水素」が配合されており、歯の色素を分解しながら白くするのですが、その際に歯が一時的に脱灰します。
歯のミネラル成分が溶け出すのです。
そのため知覚過敏の症状が出やすいです。また薬剤が神経を刺激するため、施術中や施術後にしみることがあります。
しみるのは一時的なもののため過度に心配する必要はありませんが、知覚過敏の症状が強いときは、以下のことを試しましょう。
【1】しみるのが治まるまで1日、2日中断する
しみている期間は無理をせず、お休みしましょう。治まってからまた再開してください。
【2】冷たいものを避ける
冷たい飲み物を飲めば、症状を強く感じます。常温のものが一番しみにくいです。
【3】フッ素入りの歯磨き粉を使用する
フッ素は歯から溶け出したミネラルをまたもとに戻る(再石灰化)ように助けてくれます。
【4】痛みがひどい場合は痛み止めを服用する
ホームホワイトニングは薬剤濃度が薄いためここまでしみるケースはほとんどありませんが、どうしても痛みが強い場合は痛み止めを飲んで様子を見ましょう。
以下の点を注意してください。
【1】知覚過敏などがないなら忘れずに毎日行う
毎日定期的にしたほうが、短期間で白くなりやすいです。
【2】ホワイトニング期間は色のついた食べ物・飲み物を控える
ホワイトニングをしている期間は、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどは控えてください。できるだけタバコも控えましょう。
ホワイトニングの効果は永遠ではありません。
徐々にまた歯は黄ばんできます。
個人差はありますが、半年~1年経過したら再度ホワイトニングするのが望ましいでしょう。
ホームホワイトニングの場合はすでにマウスピースがあるため、歯科医院でジェルを購入するだけでまた始めることができます。
かかりつけの歯科医院と相談して、再開する時期を決めていきましょう。
新大阪ひかり歯科クリニックではしみにくい国内産のホームホワイトニングを採用しています。
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