皆さんはタバコを吸いますか?
今回は喫煙とむし歯の関係についてお話しさせていただきます。
あまり知られていませんが喫煙者は非喫煙者と比較してむし歯にかかりやすくなるってご存知ですか?
一説によると喫煙者は非喫煙者と比較すると約3倍もむし歯にかかりやすくなると言われています。
その理由の一つに、タバコを吸うと唾液の分泌量が減少することが挙げられます。
唾液が減少するとお口の中の自浄作用が弱くなり、むし歯の原因となる歯垢が溜まりやすくなります。
また唾液には初期虫歯を修復する再石灰化作用がありますが、唾液が減少することでその効果も落ちます。
さらに、皆さんご存知のようにタバコを吸うと歯の
表面にヤニが付着します。
ヤニはベタベタとしていて、その部分に歯垢が溜まりやすくなりむし歯の原因になっていきます。
また喫煙すると歯周病が進み歯ぐきが下がってきます。
歯ぐきが下がると歯根が露出しますが、歯根はむし歯に対する抵抗性が弱いためむし歯になりやすい状態になります。
このように喫煙するとお口の中の状態が非常にむし歯になりやすい状態になってしまいます。
タバコの有害物質は気づかないうちにお口の中を破壊していきます。
禁煙することでお口のトラブルを避けることができるので、禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
新大阪駅徒歩3分。平日土曜も20時まで診療する通いやすい歯医者。
新大阪ひかり歯科クリニック
休診日のご案内