
歯磨きの途中、舌が何かに触れて違和感を覚えた。
鏡をのぞくと、舌の横や頬の内側に白っぽい部分が見えた。
お口の中は普段あまり意識して見る場所ではないため、こうした変化にふと気づくと、不安になる方も多いのではないでしょうか。
「口内炎かな」「そのうち治るだろう」と思って様子を見る方が大半ですが、白いできものの正体は口内炎とは限りません。
多くは心配のいらないものですが、経過の見方を間違えると受診が遅れてしまうケースもあります。
本日は、口の中に白いできものができたときに知っておきたいポイントを、整理してご紹介します。
できものが白く見える理由は、主に次のような状態によるものです。
このように、見た目が似ていても、成り立ちはまったく異なることがあります。
そのため「白い=口内炎」と一括りにしてしまうのは、少し注意が必要です。
白いできものに気づいたら、次の点を意識して観察してみてください。
触るとしみる、食事のたびに痛む場合は、一時的な炎症であることが多い傾向があります。
数日〜1週間で小さくなる、消えていく場合は自然治癒するケースも少なくありません。
こすって取れる白さなのか、こびりついたように取れないのかも重要なポイントです。
毎回同じ場所にできる場合、歯や詰め物、入れ歯などの慢性的な刺激が関係していることがあります。
これらを把握しておくと、この後歯科医院に受診する際、説明がしやすくなります。
口の中の粘膜はとてもデリケートです。
次のような状態が重なると、白いできものができやすくなります。
「最近忙しかった」「体調を崩していた」というタイミングで症状が出ることも珍しくありません。
お口の中の不調は、身体からの不調のサインとして表れることもあるのです。
全ての白いできものが、すぐに治療を必要とするわけではありません。
ただし、次のような場合は早めの受診をおすすめします。
痛みが少ない場合ほど、気づかないうちに長引いてしまうことがあります。
「変だな…」と思ったら、受診をお勧めします。
歯科医院では、視診・触診を通して粘膜の状態を丁寧に確認します。
必要に応じて、以下のように状態に合わせた対応を行います。
「大したことじゃなかったら恥ずかしい」と感じる必要はありません。
何もなければ、それが一番安心できる結果です。
また、受診までに時間が空く場合、スマートフォンで写真を撮っておくのもおすすめです。
初期の状態と現在を比べることで、変化の有無が分かりやすくなります。
「いつから」「どのくらい変わったか」は、診断の手がかりになります。
口の中の白いできものは、誰にでも起こりうる身近な症状です。
多くは一時的なものですが、中には専門的な判断が必要なケースも含まれます。
大切なのは、早く気づくことと、無理に自己判断しすぎないこと。
少しでも気になる変化があれば、新大阪ひかり歯科クリニックへご相談を。
その一歩が、あなたのこの先の安心につながります。
ご予約はこちらより
⇒新大阪ひかり歯科クリニック 予約サイト
真の主訴を解決する歯科治療を
平日19時半まで、土日も19時まで診療の新大阪・西中島の歯医者
新大阪ひかり歯科クリニック
《こちらの記事もおすすめ!》
⇒コラム「お口の中の白いできものについて」
⇒当院の口腔外科部門のご紹介


休診日のご案内

