大きな口を開けにくい、口を開けるときにカクカクと音がすることはありませんか?
その症状、顎関節症かもしれません。
顎関節症は初期ではあまり不具合を感じませんが進行すると口が開かなくなるなど生活の質を大きく下げる原因になります。
そこで今回は顎関節症のケアと治療法についてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
【スプリント治療】
マウスピースを使用して、歯を保護してかみ合わせを調整することであごに負担がかからない様にします。
【理学療法】
低周波などの筋肉に電気を流す方法や自分で行う筋肉のマッサージ、ホットパックを行い、筋肉の緊張をほぐしていきます。
【薬物療法】
関節の炎症で顎関節の痛みが強い場合には炎症を抑える痛み止めを服用します。
【生活習慣の改善】
顎関節症はいくつかの要因が重なって引き起こされることが多いので、原因になる生活習慣を改善することが大切です。
・頬杖をつくとあごに負担がかかるのでやめましょう。
・スマホやパソコンを長時間使用していると無意識のうちに姿勢が悪くなり、首が前傾してあごに力がかかってしまい、顎関節症を引き起こす原因となります。姿勢や使用時間に気をつけましょう。
・極端に柔らかいものばかり食べていると、あごが発達せずバランスを崩すことがあります。しっかり噛む食生活を心がけましょう。
インスタント食品ばかり食べる習慣は健康面からもあごの発達面でも注意が必要です。
・食いしばりも顎関節症の原因です。なるべくリラックスした生活ができるように心がけましょう。
顎関節症は早期発見・早期治療が大切です。
気になる方はかかりつけの歯医者に相談してみてくださいね。
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