芸能人のような小顔に憧れる人は多いと思います。
そのためにいろいろな努力をしているかもしれませんが、親知らずを抜くと、小顔になれる！という噂を聞いたことがあるかもしれません。
本当に親知らずを抜くと小顔になれるのでしょうか？
今回は親知らずの抜歯と小顔効果について解説していきます。
親知らずを抜くとたしかに顔が小さくなったと感じる人もいます。
しかしすべての人がそうなるとは限りません。
以下の特徴がある方は、小顔になる可能性があります。
下の親知らずは、ちょうどエラの部分に位置しています。
親知らずを抜くと、親知らずを支えていた骨が減ります。
そのためエラの部分が少し小さくなったように感じることがあります。
上の親知らずはちょうど頬骨のあたりに位置しています。
そのため上の親知らずを抜くとその周りの骨も痩せるため、頬骨の出っ張りが抑えられることがあります。
親知らずまで綺麗に生えていてそこで咀嚼できると、噛む力がその分強くなるため顎の筋肉が発達しやすいです。
親知らずを抜くとそこまで力が伝わらないため、筋肉量が減って、顔がスッキリして見えるかもしれません。
親知らずを抜くことによって、顔周りがスッキリしたと感じる方もいますが、“小顔になりたい”という願いで親知らずを抜いても、思っているような効果は得られないでしょう。
親知らずを抜いても周りの骨を削ったりするわけではないため、美容整形のような劇的な変化は期待できません。
親知らずを抜くことの小顔効果は、はっきりいうとあまり期待できません。
そのような学術的なデータも出ていません。
しかし、親知らずを抜くことにはメリットが沢山あります。
たとえば、親知らずがあると歯磨きするのがとても大変です。
多くの方はきちんと磨けないため、その部分に汚れがたまり、結果としてむし歯を作ったり、歯ぐきが腫れて膿が出たりして歯周病が進行してしまいます。
そうなる前に親知らずを抜歯するなら、むし歯や歯周病を予防することができます。
また口臭も少なくなるかもしれません。
小顔効果を期待して親知らずを抜歯することはおすすめしませんが、親知らずを抜くことにはメリットも多くあります。
すべての親知らずを抜歯するべきというわけではありませんので、レントゲン写真、必要なら歯科用CTを撮影してもらい、歯科医師と相談して決めましょう。
新大阪ひかり歯科クリニックには口腔外科専門医が在籍しておりますので、他院で抜歯を断られたケースの親知らずの抜歯なども可能です。
お気軽にご相談ください。
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