気温が暑くなってくると、歯ぐきが腫れやすくなるのをご存知でしょうか。
外の気温が上がると体温も上がりますが、そうすると細菌の動きが活発になるため、歯ぐきが腫れやすいのです。
とくに若い方は親知らずの腫れに注意が必要です。
繰り返す場合は、歯科医師から抜歯を勧められるでしょう。
今回は、抜歯した当日に気をつけてほしい5つのことについて解説していきます。
親知らずを抜歯するときは麻酔をしなければいけません。
麻酔はだいたい2時間前後効いていますが、感覚が麻痺している間は唇や頬の粘膜を
間違って強く噛んでしまうことがあるため、食事は控えましょう。
どうしてもお腹空いてしまった場合は、ゼリーやヨーグルトなどのあまり噛まなくても良いものにしましょう。
また熱い飲み物もやけどしてしまう恐れがあるため、冷たいもの、または常温の飲み物にしてください。
抜歯すると当然出血しますが、血液が抜歯した部分の穴で固まり、かさぶたの役割を果たします。
しかし強くうがいをしてしまうと、血液の塊が流れてしまうため、治りが遅くなったり、痛みが出やすくなります。
またドライソケットにもなりやすいため、注意が必要です。
特に下の歯の親知らずを抜くと唾液と混ざって血の味がしてしまいますが、気になるからといって何度もうがいをしないように気をつけましょう。
翌日からはうがいしても問題ありません。
抜歯した穴の部分には食べ物のカスが入りやすいため、しっかりとうがいをしましょう。
しかしつまようじで汚れを取ろうとすると抜歯した部分を傷つける恐れがあるため、絶対に使わないでください。
抜歯した当日は、運動、湯船に浸かること、お酒を飲むことなど、血行の良くなることは控えましょう。
血行が良くなると、出血しやすくなる可能性があります。
抜いた部分が気になって、つい舌や指で触ってしまいたくなるかもしれませんが、傷口にばい菌が入る原因になったり、血の塊が流れてしまうと治りが遅くなったり、痛みの原因になります。
抜歯した日であってもしっかり歯磨きをして、お口の中を清潔に保ちましょう。
ただし、抜歯した部分に歯ブラシが当たらないように注意してください。またうがいをするときも優しくするようにしましょう。
以上の注意点をよく守り、抜歯した当日は安静にしていましょう!
新大阪ひかり歯科クリニックでは口腔外科専門医在籍しており難症例の親知らずの抜歯も可能です。
他院で断られた方、大学病院での抜歯を勧められた方も当院へご相談ください。
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