口腔ケアの意識が高まりマウスウォッシュを使う方が増えてきました。
しかし中には、間違った使い方をしている方も見受けられます。
今回は、マウスウォッシュの効果的な活用方法について解説していきます。
マウスウォッシュは洗口剤とも呼ばれます。
使用方法は歯磨きが終わったあとに口に入れてすすぎ、吐き出します。
液体のため、お口の隅々にまで行き渡り、お口の中で菌が繁殖するのを防いでくれます。
【1】歯磨きをしたあとに使用する
先ほども述べたように、マウスウォッシュは歯磨きをしてから仕上げとして使用すると効果的です。
CMなどをみていると、マウスウォッシュしただけでお口の中がきれいになるかのような印象を受けるかもしれませんが、それは誤りです。
マウスウォッシュでゆすいだだけでは、お口の中のプラークは汚れは落とせません。
ブラッシングして落とす必要があります。
できれはデンタルフロスや、歯間ブラシなどで歯と歯の間もお掃除してから、マウスウォッシュを使いましょう。
規定量をお口の中に入れてから、数秒間ブクブクしてください。
【2】マウスウォッシュを使用したあとは水でゆすがない
マウスウォッシュを使用したあとに、また水で口をゆすぐ方いますが、それでは効果が下がってしまいます。
マウスウォッシュを使用したあとは、水でゆすいだりしないようにしましょう。
できればそのあとはしばらく飲食を控えると良いでしょう。
【3】就寝前に使用するのがベスト
食後歯磨きをしたあとにマウスウォッシュを使うこともできますが、ベストのタイミングは就寝前です。
ていねいに歯を磨いたあと、最後の仕上げにマウスウォッシュを使用しましょう。
就寝前に使用すると、寝ている間にお口の中で菌が繁殖するのを抑えてくれます。
【4】刺激が気になる方はノンアルコールタイプを使用する
マウスウォッシュの中には、アルコールが含まれているものと、含まれていないものがあります。
含まれている方が爽快感がありますが、人によっては痛みを感じることもあるでしょう。
その場合は、ノンアルコールタイプをおすすめします。
【5】 用途に合わせて選ぶ
マウスウォッシュの中には、歯周病予防に効果的なもの、むし歯予防に効果的なもの、口臭予防に効果的なものなどがあります。
自分が何を求めているかにあわせて、選びましょう。
マウスウォッシュのにも多くの種類があるため、どれを使ったらいいのか迷ったら、かかりつけの歯科医院で相談しましょう!
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